デジタルコンテンツ
Degital contents
遺跡管理システムや包蔵地管理システム等の各種情報管理システムの構築や賃貸業務を行っております。システム構築の際にはお客様のニーズにあった内容で作成致します。
遺跡管理システム
発掘調査における遺構遺物の計測作業から台帳や図面の作成までを、一括して運用・管理できるシステムです。 データベース(台帳管理)とCAD(図面管理)の2種類のソフトウェアを連係して、発掘調査に関わるあらゆる情報を最大限に記録、管理し、作業の効率化、成果の高品質化をはかります。
遺跡管理システムは、基本的にトータルステーション計測のために設計されたCADシステムですが、汎用CADエンジンをベースとしていますので他ソフトからのDXFファイルの経由インポートや、紙ベースの図面をスキャンした画像データを背景に貼り付けてベクター化、また写真測量で生成される三次元図形データのインポートなどに幅広く対応できますので、複合的な外部データからも統合することが可能となります。
遺跡管理システムのデータベースはWindows標準のクリップボードを介して他ソフトとのやり取りが可能なほか、CSVやMDB等の汎用フォーマットを介したデータのやり取りも自由自在です。
現場では遺跡管理システムを屋外に持ち出し電子平板として使用することが可能なりました。平面観測機能や、断面観測機能を備えているため作業の効率化が図れます。また自動追尾型光波も扱えますのでワンマンで観測が可能となります。
機能紹介
- 台帳管理
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- 観測したデータを計測対象ごとに台帳で管理・蓄積
- データを検索する機能が充実し、複雑な条件式の保存が可能
- 項目を自由に拡張し、材質、時期、接合資料、重さ、など様々な情報の入力が可能
- また、入力した内容から図面管理と連携して様々な分布図や接合図の作図が可能
- データの集計機能の充実
- インポートファイル形式(MDB/DB/DBF/CSV/TXT/SDF/SIMA/APA)
- エクスポートファイル形式(MDB/xls/CSV/TXT)
- 図面管理
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- 最新の汎用CAD(MicroStation V8 )を使用し操作性が大幅に向上,特殊線種・文字のスタイル管理が可能、図形の塗り(透明)に対応,TrueType/OpenType フォント対応,3次元モデル・ポイントクラウドに対応
- 任意の図面縮尺で印刷が可能,画像付き図面をMicroStation の印刷機能でPDF・画像に書き出しが可能
- グリッドの表示が可能
- 線種・線幅・色・シンボルマークなどの設定や変更が可能
- 立面図やエレベーション図の作成が可能(遺構線や遺物分布に対応)
- 遺物の接合情報図の作成が可能
- 図形に各種属性を加えて作図することが可能となり、手実測図の座標取得作業に貢献
- 図形データと、図形に付随する属性を加えてCSV 形式で座標出力が可能
- 電子平板
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- 観測と同時に平面図や、断面図にリアルタイムに図化が可能
- 現地での計測ミスにすぐ気づき、その場での修正が可能
- 観測前にシンボルや線種を登録しておくと、観測結果がリアルタイムに作図に反映される
- 自動追尾型光波でワンマン観測が可能
- 打設個所の座標を図面上で指定することで逆打ちが可能(オプション)
- 現場からのデータは全てデータベース(台帳管理)へ自動蓄積
遺跡管理システムの動作環境
- OS
- Windows 7/8/8.1/10(32bit/64bit)
- CPU
- Intel Pentium4’(Core 2 Duo) 2.0 GHz以上
- HDD
- 8GB以上推奨
- RAM
- 2GB以上推奨
遺跡管理システムソフトは販売、リース、レンタルで提供させていただきます。 また、必要に応じてトータルステーション機材や、PC機材も対応いたしますのでお気軽にお問い合わせください。
※Illustratorは米国Adobe社の登録商標です。遺跡管理システム(旧バージョン)サポート終了のご案内
日頃より弊社製品をご利用いただき、誠にありがとうございます。
遺跡管理システム(旧バージョン)はソフトウェア使用環境であるWindows OSの変化、ハードウエアの変化に伴い、これ以上のサポートを継続することは困難になりました。
弊社としては、速やかに新しいOSへ移行できないお客様の事情を汲み取り、可能な範囲でWindows XPで動作する弊社システムの独自サポートを継続してまいりましたが2016年度末をもって終了させていただきます。
旧製品をご利用のお客様は、お早めに新バージョンへの移行のご検討をお願いいたします。
デジタル写真測量
近年、急速に進化を遂げるコンパクトデジタルカメラを使い、比較的簡単な操作で遺構図などを図面化することが可能になっています。
お客様がお持ちのデジタルカメラで撮影したデータから図化することも可能ですので、お気軽にお問い合わせください。手持ちのデジタルカメラ(300万画素以上相当)のカメラデータ(レンズの歪み補正データ)を専用のソフトで計測すればデジタル写真計測が可能になります。
図化対象を複数以上の写真(ステレオペアが望ましい)に収め、ペアモデル内(複数写真の重複している部分)に6点程度以上のターゲットを写し込んでおくことが必要になります。
ターゲットは別途トータルステーションでXYZ座標を計測しておく必要があります。
写真データとターゲット座標データを使って専用ソフトで解析し図面化できます。撮影・計測~図面化までを弊社にお任せいただく方法と(※弊社撮影フロー.jpg連動)
撮影・計測をお客様が行い、図面化を弊社にお任せいただく方法と(※お客様撮影フロー.jpg)
お客様のご都合に合わせてお選びいただけますので、お気軽にお問い合わせください。
レーザー計測
高速レーザーとCCDカメラを駆使し膨大な量の3次元座標データと画像データを取得することが出来、石垣などの立面図作成や3DCG作成などに有効です。
弊社では主に石垣や古墳などの3次元計測に効果を発揮しています。
また、屋内型のレーザー計測も対応可能で、遺物の3次元計測の実績もあります。
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